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鏡のように

民主党の代表選挙が終わってみれば、43歳の前原誠司さんが代表に選ばれる結果となった。正直、意外な気がする。

決まった直後で何かを語るのはずるいことだし、思慮が足りないとも思うけれど、民主党は自民・小泉の呪縛が解けなかったのだなと思う。非常に互いの質が似ている気がする。

世代的に近い人々の危機感というものは僕が持つ危機感とはどうやら方向が逆のようだ。アングロサクソン二国の二大政党は態を失ったと見るのがぼくの立場だから。

ほぼ一大政党に近いノリが出来上がりつつあるのだろうか?いつも興味深く感じるのは何故日本は政治経済文化的に、こんなにアングロサクソンの国に近づきたいと思うのだろうか、という事。

萩原朔太郎じゃないけど、「フランスは余りにも遠し」なのだろうか。それは戦後政治がアメリカの庇護から抜けられないというコンプレックスだけなのだろうか?もっと精神的にフランスから遠いのではないだろうか。

あるいは、ドイツとロシアにはさまれたチェコなんかはどうだろう?ああいう国のメンタリティとか面白いと思わないだろうか。(良く知らないけど、強国に囲まれた国の処世があるような気がするんですけど。。。気の迷いでしょうか)

前原誠司さんて、憲法を変えたがっている人としか印象に無いけど、しばらく前まで「前原一誠」と読み間違えていた。そっちは松下村塾の勤皇の志士じゃんか。おそらく、ご両親も誠の字をそこから採られたのだろう。

やけに熱げで、凛とした態度を気どるのが似合いの小泉・前原のお二人。肩が凝るよなムードだなぁ。
レイ・ディヴィスの愛する「コーナー・ショップ」って、日本の昔の自営の雑貨屋みたいなものなのだろうか。俺はそんな世界が好きだなぁ。古物商とか、古本屋とか、どんどん最近はなくなってるなぁ。シャドーロールをつけた馬みたいな精神構造をもっているやつって、意外と俺だけじゃないのかもなー。

老荘思想にかぶれちゃうよ。KINKS!

by ripit-5 | 2005-09-17 22:30 | 社会