閣内自爆テロというか、ヤケクソというか。。。

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 唖然としてしまいますけどね。
 昨日の中山発言の段階では地元新聞で一番問題にしていたのは「単一民族」発言。北海道はアイヌ民族が先住民族としているわけだし、法律も整備されているので手厳しい。ただ、相対的に過去麻生さんが云った「(日本は)一国家、一文明、一言語、一文化、一民族」発言よりはまだしも穏当だと思った。この人の発言趣旨はもっと日本人は内向き思考はやめようよ、というのが本意でしょ?ただあくまで相対的な話で、もちろん問題発言には違いないのですが。

 それよりも、成田空港反対闘争の「ごね得」発言と、それ以上に中傷そのものになっている日教組に関する発言。これは暴走だろう、と思っていた。特に日教組に関しては、教育委員会と本来対立している日教組が何故か大分に関しては同罪となってしまっている不思議が一つ。
 もう一つは「日教組の子どもなんて成績が悪くても先生になれる」という、客観的検証のない発言。加えて「大分県は学力が低い」発言。俺が県民だったら怒り心頭だよ。(まぁ、俺は自分はどこで生まれ育ってもバカだったと思うけど)。
 次に「日教組の強いところは学力が低いと思った。現にそうだ。」との決め付け。これら3つの問題発言だけでもスゲーな~。この特異な確信は一体何だろう?と思っていたら。
 ここにきて担当大臣でもないのに「日教組は癌」「日教組をぶっ壊す」ときた。イヤハヤ、どうにも。。。

 今日に至って地元の幹部が大臣は言葉足らずで謝罪もしました、とフォローしてくれた上で飛び出した日教組批判なんだから、こりゃもはや大臣放り出す意識があった上でのこととしか取れないですな。閣内自爆なのか、単にヤケになって見境なく辞めるつもりで云いたいこと、云ってやろう、と思ったのか。
 いずれにしても大臣なんですよ。短慮止めどもなし、ですな。
 確信犯、ハマコーさんだって、7期務めても大臣にはなれず、委員会の委員長どまりだったからね。どうしてこんなにも要職に就く人の質が落ちてしまったのだろう?これだけ自民党が危機的状態なのに。

 日教組と自民党右派とか、あるいは右翼とかの関係はこじれているし、ややこしい根の深い問題が絡んでいるのは分かっている。でも、「今でもかよ?」と思うね。左側、ぶっちゃけ共産主義が破綻している状況でまだそれ?その考え方なのか?とその化石頭に驚く。よほど何か根の深いものあるんだな。安倍政権時代から続くイデオロギーの残滓ですが。

 ちなみに自分らの時も確かにありました。組合と教育委員会や旧文部省の対立が。ストをやっていた時代も知っている。ただ、管理者側も教員組合側も自分に言わせりゃ、どちらも本来主人公であるはずの子どもたちの顔なんかみちゃいない。教えるべき子どもそっちのけで大人同士だけがツノつき合わせて喧嘩しているわけで、その間にも校内暴力やイジメは悪化するばかり。

 教師へのお礼参り暴行もあった。それを「管理教育への抵抗」なんていって美化する馬鹿な教育評論家もいたものだが、お礼参りする奴らが同時に弱い生徒を苛め抜き、それを教員も校長・教頭も見てみないフリをしていたんだ。それが実態だったのだよ。
 で、片一方で今ではすっかり忘れられていること細かな校則による管理。

 馬鹿げた話だ。
 子どもがいないせいでいまの現実が分からないのだけれど、まだ闘争が続いているとでも?嘘だろー。そんな力、組合にあるはずないぜ。

 ちなみに僕は道徳が好きな子どもだった。この人は一般論で教師は道徳を教えなかったと言うけれど、事実道徳は教わったし、俺には好きな時間だったけどなぁ。道徳。
 だからといって道徳的な人間なんかにはこれっぽっちもなれなかった。なれないから苦しくてね。
 (と、ここで道徳について思ったんだが、まさか中山さんの考える道徳って『臣民教育』のわけはないよね?いくらなんでも)。

 話はそれたけど、ここまでくるとまるで田中宇氏なみの「米国の意図的多極化論」という、一歩間違うとトンデモ理論になりかねないような理論と同じで、まるで「意図的自民党自滅論」なのか?と疑いたくなりさえするよ。(苦笑)。
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by ripit-5 | 2008-09-27 20:47 | 社会

本当に自民党は下野するかもしれないな。

作家的時評集2000-2007 (朝日文庫 た 51-1) (朝日文庫 た 51-1)
高村 薫 / / 朝日新聞社
ISBN : 4022644141
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 昨日の記事は初めてエキサイト・ニュースにトラックバックさせて戴きました。
 おかげさまで瞬間風速的にアクセス数が増えまして、ありがたいボーナスとさせていただきます。
 トラックバックされている他の記事を見て思ったのですが、小泉さんの場合、特に次男の世襲に批判的な論調が多いようですね。これはこの度の麻生内閣の最初の支持率低迷とも大変深く関係していると思います。6割近くを占める世襲議員の大臣入閣。そして麻生氏自身の余りのハイソサエティぶり。それ事体は麻生さんが選べないことであり、本質的に関係ないことですが、やはり今日本社会に顕在化している格差社会の中にほぼ多くの一般大衆であるわれわれが置かれている状況からすると、雲上人の世界に思えてしまうんですね。雲上人とは喩えが良くないかもしれませんが。それにしても、麻生氏以外も親のナントカが多すぎる。そういう組閣をすることへの生理的な批判でしょうね。それが小泉さんの次男後継への幻滅とも繫がる。

 もし、自民党で麻生さんが人気があるとすれば、麻生さんの出自はさておいても、作る内閣は若者の気持ちがわかる(と宣伝された)麻生さんならではの、若者や弱者の気持ちに答える組閣をするのでは、というほのかな期待と幻想がどこかあって、それが裏切られたという感じがあるのじゃないでしょうか。まぁ、でも今の自民党にそもそも、例えば河村たかしみたいな人はいないわけでしょう?

 ある意味では、小泉さんがそのような人たちを郵政選挙で放逐してしまった面がないとはいえない。一度、完全に都市型自民党にしてしまいましたからね。それはやはり彼の人が神奈川という都会出身であるという点と切り離せないでしょう。

 そんな小泉さんの言葉のマジックやロジックの狡猾さ(?)に一早くに気づいてまとめた人がいました。作家であり言葉のプロとして、小泉語法について政権発足後まもなく分析できたのが高村薫。2001年『文芸春秋8月号』に載せた「宰相小泉の空虚なる語法」という論文。ここで小泉氏の国会などでの答弁ややり取り等から抽出して小泉ロジックやレトリックを見事に浮かび上がらせています。
 いまは文庫本で。上記に紹介した書に収録されています。

 世代が違ってきているから当時選挙権がない人も小泉さんを論じる若い層も出てきているのかもしれないけど、総じてトラックバックされた記事から推測する限り、小泉引退を残念がる声よりも、やはり後継のことプラス、政策の負の面を批判する論調が多い気がします。

 やはり小泉劇場は名実共に終了したのかもしれない。大いに持ち上げてきたマスメディアも「残念だ」との声と同時に「負の遺産」面も等価で語っている気がする。その部分においても世情が変わったのだ、という気がする。今更、私自身が熱くなるのも可笑しいくらいかもしれない。

 しかし、あの熱狂は何だったのか。構造改革を諸手を挙げて「フレー!」と叫んだ我々側はどう自己総括して、どうあの時代の政策手法を見るべきなのか。構造改革は目くらましだったと認識すべきか(個人的には目くらましだったと思っていますが)。麻生政権が総括はせずにとりあえず構造改革路線を捨てたことをどう評価するのか。

 いずれにせよ、「小泉時代」の歴史的な分析は、世情沸騰してただけにまだ時間がかかるだろう。それでも類まれな演説話術と戦後おそらく人気が最も衰えなかった首相であるだけに、歴史に残る名前であろうから、今後文芸春秋がアンソロジーを編むような折には必ずこの高村論文は収められるべきものだと思います。歴史の証言として。政治家のレトリックに強くなるためにも。それだけ秀逸な論文なのです。
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by ripit-5 | 2008-09-26 21:41 | 社会

引退

Excite エキサイト : 政治ニュース
 
 小泉元首相が政界引退だそうな。
 これから騒ぎがしばらき続き、憶測を沢山呼ぶんだろうな。
 大騒ぎが続くのか、もうそうでもないのか。それは予測できないけど。
 ただ、「なぜ」の憶測は続くのだろうと思う。

 僕はいわゆる、小泉・竹中構造改革・規制緩和路線に批判的、どころか時に(こう書く自分のホンネが自分でイヤだが)「憎悪」の気持ちさえ持っている。(嗚呼、書いてしまった...)。
 そんな自分としては、この話題を話題にしないことが社会的人間としての良心的な立場だろうと思うが、やはり取り上げたくなってしまう。

 ということは。

 その意味で特別なタレント性があったし、人を惹きつける魔力があったのは確かなのだろう。
 ポピュリズムと、その大衆の陶酔に苛立ちと絶望を感じながら、そして非論理性に非常に憤りながら、その人気のあり過ぎの不思議さと同時に、その理由がどこか分かるところもあって、そんな個人的には居心地の悪い小泉時代はいつもどこか不安感を感じさせられたものだった。
 世間で言うタレントがほとんどが「アイドル」に過ぎないという伝で言えば、間違いなく政界において際立って「タレント」性があったのだ。やはりこの人には。

 マスメディアとネットが連動する形で政治家は好感度ある露出、あるいは感情を喚起する露出をしなければならないという流れを決定的にしたのは小泉氏の時代から、といって間違いないだろう。そしてその流れは不可逆的だ。そう、メディア変容とも接点がある。

 タレント性をポップミュージックやロックの中に見て、現実の政治家はあくまでも現実的なものとしてきちんと感受する。その姿勢を堅持しなければ、と強く自分に動機づけさせるきっかけになったのも小泉氏のおかげと云える。反面教師である。

 話は飛ぶけど、王さんの引退会見や、球場での引退声明は本当に見事だ。こんな風に書くと古臭いセンスだと思われるかもしれないけれど。「男の中の男だな!」と思う。
 小泉さんは自分の首相時代を王さんのように自己総括など絶対にしないだろう。
 あの人はいつも、「敵が自分には居る」と言って上手く煽動してきた人なのだから。。。
 この無意識の”仮想的思想”は僕の中にも間違いなくきっとあるわけで。だって、小泉さんをそれこそ敵視してたかのようなこの文章だからね。。。これも反面教師にしなければなぁ。。。

 いずれにせよ、引き際の美しさは近年、王さんほど爽やかなものはない。
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by ripit-5 | 2008-09-25 22:17 | 社会

もうだめぽ・・・(・ω・)

GSとモルスタが銀行持ち株会社に、投資銀行ビジネスモデルの終えん

乱暴ないいかたかもしれないけれど。
2ちゃんねる風の言葉を使うなら、
「証券至上主義資本主義は、もうだめぽ・・・(・ω・)」。
「金融工学資本主義は、もうだめぽ・・・(;_;)」。
「ブルータル資本主義は、もうだめぽ・・・(@_@;)」。

とおもっているんだけど、
UFJ銀行や野村ホールディングスは連中の債権を買うんだねぇ。
もうだめぽ・・・。
日本にジャンク債だけは持ち込まないでくれよ。。。といっても同じことはきっと繰り返すんだろうなぁ。

野村、リーマン欧州部門買収へ (協同)
三菱UFJ、Mスタンレーに最大約9000億円出資へ(ロイター)
ドルが対ユーロで過去最大の下落-米財政悪化を警戒(ブルームバーグ)
米金融安定化策、経営者報酬などで対立続く(ロイター)
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by ripit-5 | 2008-09-23 21:45 | 社会

AIGは救済。CDSが崩れるのを守るため?

 ということで。AIGは救済するのはCDS市場が崩れるのを何とか守るためなんだね。
 AIG救済:2日で方針転換 連鎖破綻の懸念強く - 毎日jp(毎日新聞)

 AIGは、企業の破産や債務不履行に伴う損失から投資家を守るための保険契約の一種であるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の保証業務を手広く行っていた。このため万一、AIGが破綻すれば60兆ドル(約6300兆円)規模に膨らんだCDS市場が大混乱に陥る恐れもあった。

 ということでねぇ。といっても、CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)って良くわからないですね。そこで、一番分かりやすい説明を調べてみました。
 最近よく聞くキーワード「CDS」とはGarbagenews.com

 やっぱり、経済素人には難しい。(苦笑)。要は倒産リスクを保証しますよ、という話か。
 で、AIGが膨大にやってたのも要はデリバティヴてことでしょ?
 昨日の田中宇氏のレポートにあるように、世界中の金融機関がCDS市場に10兆円くらいの資金を流して取引しているとしたら?(ん?まてよ、毎日の記事だと60兆ドルまで?膨らんでいるということか?)
 そりゃあ本当に世界同時金融市場の大暴落が始まりますよ。ちょっと、身体が凍るような話ですね。

 後は日本ではアリコの保険とかあるけど。アメリカはもっと切実みたいですね。というのは、アメリカは公的医療保険がないから。それを民間保険としてAIGがしていると。そういうこともあるみたいですね。

 だけど、この選別のおそらく序盤戦の話を聞いていると、地獄の釜が半分開いている気も。。。
 今後ヨーロッパの金融機関が大丈夫なのか?なんてことも思うし。

 そもそもこんなことを考えること事体がイヤなんですけれどね。金融商法なんてどんなに洗練されたフリをしてもさ。。。昔の先物取引商売と同じじゃないかと思う。昔、電話で「投資しませんか?」としつこい営業をかけてきた怪しい業者と2度くらい電話口で喧嘩腰になったことを思い出した。そいつ、金利が上がらない時代にお金を増やすことを考えない人間(私のこと)を「馬鹿」のように言い捨てた。だから、私はハッキリ俺には貯金がないんだ、と言い返した。
 イヤなことを思い出しちゃったデスよ。^_^;

 PS. 年金積立金は大丈夫か?CDS市場に全く流れていない、とはいえないと思うよ。
一時、年金積立金は金融専門家をつぎ込んでもっとハイリターン(要はハイリスク)のところにつぎ込め、とか言っている経済屋が新聞や雑誌で盛んに書いているのがいたな。
 どんなに優秀な奴でも駄目になったら駄目なものなんだよ。そもそも年金保険料みたいな巨額の資金を、儲けましたから引き上げますとはいかないでしょう?それだけで市場が暴落するよ。分散投資とはいっても。だから、お金を預けるベースはローリターンのところでなければ絶対駄目に決まっている。(だけど、相当米国債を買っているはずだよな。ゾゾゾ。。。)
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by ripit-5 | 2008-09-17 22:15

アメリカの急速な金融危機ー田中宇氏のレポートを中心に

 リーマン・ブラザーズ破綻ニュースが世界を驚愕させている中。
 ジャーナリストの田中宇(たなか さかい)氏が的確な最新記事を書いている。
 リーマンの破綻、米金融の崩壊 (2008年9月15日)
 今回の事態のまとめとしては最も読みがいのあるものです。

 以下、記事を読んでの感想。

 1.経済に疎い自分には引っかかりのあるなかなか興味深い(というと全く失礼だが)CDS契約、CDS市場という存在。つまり債権についている破綻時の債務保証(債権保険)と、その巨大な市場いうものがあるということ。これは初めて知った。正直なところ、サブプライム債権というのは複雑で分かりづらい。一言で言えば、「不動産債権ビジネス」とでもいうことになるだろうか。それに付随する債権保険とは?思うに、やりとりにおける担保のようなものなのだろうか。
 日本の不動産土地投機バブルの時は土地に直接マネーがつぎこまれていたから、バブルで価格が下がることで土地所有者も抵当権を設定していた銀行も、共に大損をしたわけだけれども。サブプライムはそれに比べれればはるかに複雑なしくみに思える。
 いわば連帯保証書や「手形」のようなもの、と考えればいいのだろうか?この複雑さがサブプライムの分かりにくさなのだろう。そしてその分かりにくさゆえに不良債権もずっとごまかしがついてきたのだろう。あらゆるものが債権化されて、実体あるものの”何に対する債権なのか”がわからないようになることで。その債権ゲームに乗る。

 それにしてもだ。このCDS契約(債権保険)の債権そのものの価値の急落について、実態がわからない状態だということだから怖い話だ。日本の不良債権の時のようにこれから次々と余波が広がっていくのではないか?

2.「アメリカによる意図的な世界多極化論」というわかりにくい主張以外は、非常に先見の目がある田中氏自身が今回の米国金融システムの崩壊が「私が予測していたよりもずっと早い・・・米の事態は日本が経験した”失われた10年”よりもはるかに悪く、突然死に近い。」と書いているのはおそらく率直な思いだろうし、テレビで出てくる市場の同業者、すなわち証券屋さんの連中も同様なことをいっており、これはただ事ではないという思いをこちらとしても抱かざるを得ない。
 いわゆる今回は「証券化不動産」だったけれども、所謂投資銀行のレバレッジ金融、すなわち信用証券金融は本来の預金10兆ドルと同額、つまり10兆ドルもあるというのだから恐ろしい。
 そもそもサブプライムローンというシステム事体、言葉が悪いがシステムとしては闇金融に近いスタイルではないか。融資の枠が非常に緩い中で最初の2年は超低金利、そして2年目以後に急伸する金利が払えなかったら別の金融機関から借りなさい、というやり方なのだから。乱暴に言えば。これ、闇金が使う手法でしょう?
 そんなローンを債権化してごちゃ混ぜにして、おまけに格付け機関がトリプルAをつけるというのはどういうわけだ?信用格付け機関そのものが信用できないじゃないか。そんな格付け機関に日本の金融や保険はランクを下げられて、数多く破綻したというのに。

 3.もう一つ、アメリカ政府の対応のダブルスタンダードとでもいうべき方法がおかしいではないか?なぜフレディマックとファニーメイ、そしてベアースターンズに公的資金が注入されて、リーマンはアウトなのだ。あの財務長官の強い調子での「資金投入は一度たりとも考えなかった」という発言。日本の金融機関や大企業も含めノッタ経緯がある以上無責任ではないとはいえ、”今後アメリカはどうするつもりだ?”といういたずらに世界に及ぼす心理的影響と不安を考えるなら、常識的には失政そのものに思えるが、どうだろう?

ブルームバーグというところでのニュース。なかなか納得できるところが多い。
 世界は日本型経済停滞に直面も
 世界経済成長が今後数年は弱くなる可能性が高いとし、ポピュリズム政策がとられる公算が大きい、と。 
 
 米下院金融委員長:政府による破たん処理専門機関の設立検討が必要か
 この発言はタイムリーで良いんじゃないか。危機感も感じる。日本のバブルの時の整理回収銀行を思い出しますね。中坊公平さんの顔とかを思い出す。ああでも、もともと整理回収銀行事体、下院金融委員長が語る「RTC」を下敷きにしたものでしたっけ。

 ※与謝野さんが経済閣僚としてこの危機に対応しなければということで遊説などから離脱する考えがあるとか。本当、今頃総裁選挙なんてやっている場合なの?という感じではないでしょうか。
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by ripit-5 | 2008-09-16 22:25 | 社会

リーマンブラザーズ破綻は何の予兆か? 


  米証券大手リーマン、破産法適用申請へ
 
 リーマン・ブラザーズの破綻。 もちろん、悪い方向に想像するには余りにも恐ろしいことである。
 ただ、mixiでこの記事に関する反応の日記を拾っていく中、私はなにより、かなり多くの人たちがこれに関して日記を書いていることに驚いた。当たり前だが、株式や金融に注意を払いながら生活をしている人が沢山いるということなのだな。
 しかも、mixiをやっているのは若い人が多いのだろう。
 それだけに経済に疎い地方住民としては、なお更感じる所が多い。

 そして、その多くの日記がショックの表現として「大恐慌の始まりか?」といった種類のタイトルが多いことにも驚いた。
 おそらくサブプライム危機の果てしなさを直感的に認識しているが故なのだろう。
 私もこのアメリカ発の大経済危機を予感し、その認識を共有する。

 次は金融機関か?
 失われた10年、という日本の痛みはアメリカにおいてはおそらくもっと長く、経常収支と財政の両面の赤字を持つ国として、今後どれだけ公的資金をつぎこまないといけないのか、またつぎこむことさえもできるのか。
 そもそも、サブプライム問題の「底」はどこにあるのか。
 日本と時と同じように今後不良債権額は毎年毎年膨らんでいくと考えるのが普通。

 日本はあのバブルを経験しているので、思い出したくなくとも、その意味は知っている。
 だが、おそらくヨーロッパは知らず、今のアメリカもおそらくわからないと思う。

 日本人としてやはり気がかりはアメリカ発の世界恐慌が始まるのかどうか。
 それはいまはわからないが。
 根本的な何かを突きつけられる。その可能性は想像の外から外しておかないほうがよさそうだ。ライフスタイルそのものも変えざるを得ない事態になるのかもしれない。それは衣食住のベースを常に念頭に置くような生活。このような書き方は扇情的に聴こえるだろうか。。。

 確かにのんきに自民党総裁選挙などをやっている日本って何なんだ、という感じがある。
 首相退陣のとき、そういうかたちでの直感が湧かなかった自分は甘かったな。猛省。
 こんなニュースも入ってきた。↓
          米保険大手AIG、FRGに支援要請
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by ripit-5 | 2008-09-15 20:32 | 社会

2008年9月11日

 あの01年911テロから7年である。私の精神の中に大きな痕跡が残った。それはこの大きな世界の黒々とした巨大な穴のように感じた。日本人なのに馬鹿げているだろうか?本当にこの世界の矛盾を感じ、根本からの悲しみと無力感を感じた。

 いまやっと、あの暴力的な季節が、暴力的な酔いが少しずつ醒めていきつつあるようでそれだけは嬉しい。(もう一つの悪夢は05年の911郵政選挙だが)。とにかくブッシュ政権が終わる。それだけが唯一の救いだが、外交的にはオバマでないと困る。共和党のマケイン氏との相対的な関係ではそう思う。それでも。そうなってもまだこの世界の不安定性は続くような気がする。。。出来れば全てが私のナーヴァスブレイクダウンからくる妄想であり、杞憂であって欲しい。

 俺は弱くて幼稚。自己認識しているが、変えようがない。それゆえに生き難いのは十分承知だけれども。気質でもあり、後天的に学んだ一つのかたちであるがゆえに今更変えようがない。

 先のアフガニスタンの悲劇でいつ中村先生が当時、札幌に来られたか日記で確認しようとしたが、見つからなかった。10月に関して下旬まで記述がないので、その頃に来札されたと思うのだが。。。

 当時の、2001年9月の日記が改めて読み直すとなかなか興味深かったのでブログの方にアップすることにしました。当時はまだホームページなど持っていなかったっけ。高額のソフトが必要だったし、中古パソコンには容量にも問題があった。そして知識もある程度必要だったし。ましてブログなんてものもほとんど流通していなかったのであり、個別的な日記のようなものを発信することなど容易に考えにくかった。それを思えば本当に素晴らしい時代になった。(あ、でもBBSとかは利用していたっけ。もちろん2チャンじゃないけど)。

 宜しければ読んでください。ただ、楽しい日記とは対極なのですが。

 2001年9月の日記。

 
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by ripit-5 | 2008-09-11 21:49 | 911以後の世界に思うこと

サブプライム・食糧危機。そして金融工学商法の終わり?

 経済には全く詳しくない。それでも皮膚感覚として世界経済が根本から崩落するような予感を感じる。専門家は異議を唱えるだろうが、いまの格差や貧困問題はその「さきがけ」だと思っている。

 問題の根本はアメリカのサブプライムローンだ。日本のバブル崩壊と同じ構図だ、ということは世評の一致だけど、その波及するものは食糧や資源を巻き込んでとんでもないことになりそうだ。
サブプライム問題の本質(全5回)
検証・時の話題 

 サブプライムローン問題に端を発する世界経済の危機と、日本の食糧自給率の問題を絡めて深刻な議論をやっている月刊誌がある。それが創価学会系の『潮』だというのが何とも、という感じなのだが、巻頭の寺島実朗氏と三菱UFJ証券チーフエコノミストの水野和夫氏の対談は必読ものだろうと思う。二人の対話の中に「エンクロージャー」以来の資本主義の大転換期かもしれない、といった要旨の発言があって背筋が凍る。金融工学に基づくペーパーマネー経済はアウトが確定したとしても、いよいよとなればアメリカは食糧や資源は自前で調達できる。バブルの処理はもしかしたら想像を超える額の公的資金の投入と、オバマ氏が政権を握った場合には最悪な状況が到来した場合、結果的に巨大な公共事業をやる方向なのかもしれない。(新しいニュー・デール?)

 アメリカは冷戦時代以降の”非常時の思想”が生きているだろうから、国家存亡の危機における最終局面に対応するシュミレーションをいつでも考えている国だろう。日本人にとって「最終戦争」のようなイメージは普通もてない。僕もそうだし、壮大な観念で人間世界を見るなんて発想自体出てこない。だから食糧自給率が40%になってもまだカネを積めばなんとか食糧は輸入できるとどこかで思っている。
 しかしサブプライムショックが今後世界に与える影響を考えれば、世界の先進国からみれば「それは甘いよ」ということになるんじゃないかと悲観する。

 それにしても、大きなラインで日本の危機を訴える紙面を作っているのは学会系の雑誌(正直、上記の食糧問題以外は個人的に読む価値はなかった。ただ、ジブリの社長が学会の人だとは。)と後は「リバティ」という幸福の科学系雑誌とは。。。他の一般社会系総合誌は問題意識設定が遅い。そう思う。

 例えば、その点で言えば『世界』とかの月刊誌の問題はその商品性の薄さなのだ。難渋な論文を「潮」なみに読みやすくしなければならない。一般人が問題意識を持ちやすいアンテナの”感覚的な鋭さ”と読みやすさだ。社会科学的な精緻さにこだわった論文調のものばかりでは駄目なのだ。

 なぜ資本主義の社会に生きて資本主義を享受しながら新興宗教は強いのか。それは資本主義の拝金思想であれ、社会主義の生産力増強論に象徴する唯物論であれ、人間のこころの問題をなおざりにするからだ。人文学的なもの、詩的なもの、精神的なものをその論理から排除する。それは両者共に近代以後の客観主義に依る。それは人間の活動を経済の客観的な指標に載せるがゆえだ。いたし方がないとは云え。だからこそ人文主義は必要になる。

 暴論だし、裏づけのない話の流れだけれども、例えば元の西武のパルコとかの社長をやっていた堤清二、作家名辻井喬氏のような、若いときは社会主義に焦がれ、長じて資本主義の消費社会の最前線にいつつ、いつもその両者の中心に触れながらもそこになじめない、アウトサイダーの感覚を持ち続けた人の『ユートピアの消滅』という本を読みながら感じることだった。

 辻井(堤)氏が一貫して経済実業界のトップインサイダーにいながら、ヒューマンな問題意識と、自分が実業として触れ合わねばならない中枢世界にありながら持ち続けた違和感は、やはり常に「ユートピアとは何か」という思考回路とつながるためだろう。今の資本主義と過去存在した社会主義はおそらく人間疎外を救えなかった。あるいは人間の結合を出来ないでいる。そして、ユートピアの観点からは両者共に当然上手くいっていない。
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 政治にせよ経済にせよ短期的に上手く行くように見えて中期的には上手く行かない。だから、その”淋しいすきま”に新興宗教が忍び寄る。
 では既成の宗教は何をしているのだろう?
 私が仮にもし、路上に放り出されたら、キリスト教会は日曜に食糧と暖をくれるかもしれない。
 しかし「既成の仏教」に至ってはどうであろう???

 本日、暴論大変に失礼。
 しかし、この人(竹中平蔵氏)はまだこんなこと言っているよ(唖然)。

民営化した郵政はアメリカに出資せよ

 またスパムコメントが入ってきましたので、コメント欄を一時閉じさせていただきます。申し訳ありません。
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by ripit-5 | 2008-09-08 22:04 | 社会

雨降りな一日。

 やっと涼しくなってきたかと思ったら激しい雷雨と夜はまた湿度が高い。
 一昨日はこき下ろすにいいだけこき下ろし、今日辺りは少々首相の切り返しを持ち上げ(?)て、か。
 これは自分のことと自覚して書くのだが、ネットブログの時代になり、マスメディアと世論との関係は独特の結託があり、世情の流動性は激しさをますばかりだ。結局根無し草性を高める方向なんですね。。。

 まぁ、僕も間違いも含めてうがったことも書いている。
 それにしてもいまやテレビで報じる政局報道はうんざりとか、違和感とかいうよりも、もっと本質的な疑問があるのだ。言葉の通りの良い定義づけ。定義した言葉へのあいまいな了解。そこを(優秀な連中なのに)誰も疑問をはさまず、暗黙のうちに了承する。例えば、外国人のデーブ・スペクターあたりが本質的なことを云えるのも、やはり基本的に感性が日本人のものじゃないからだ(誉め言葉です、誤解なきよう)。

 権力はいまやマスメディアの中にもある。そして実はその基盤はもろいのだ。結局は事象への寄生なのだから。

 福田さんが定例記者会見に応じなかったのも怒りゆえだろう。政権を投げ出した一点で攻めるのは正義がこちらにありきだからでというのはわかるけど、あそこまでいえるものだろうか。確かに福田さんは何もしなかった。逆に言うと、悪いこともしなかった。福田さんをあそこまでいえるのなら、小泉、安倍政権の負の遺産をどうして論じないのか。勝ち組の彼らにとっては構造改革そのものがどれだけ社会を疲弊させたか見えないか、あるいは見ている世界が違うのだろう、と思えてくる。分かっていずに批判するなら無知。分かっていてこき下ろしているのならいじめ。
 空気を読みながら微妙にスタンスを変えているところをみるとおそらく分かっているんだろう。

 マスメディアも自己内回転したまま止められなくなっている。危惧している人間が内部にいても組織人としては止められない。戦前の軍人、いまの官僚と同様に組織内浄化ができず、惰性のまま回転する。(「街の声」のパターン化を見よ)。いまこの国のすべてがおそらくそうだ。

 それにしても不愉快な天気、湿度が高い。

 ・・・しかし、こうやって記者会見で民主党をこき下ろさざるを得ない、あるいは本気で怒っている福田さんはやはり骨の髄まで自民党の人だな。(溜息)。で、最後の質問のラストの発言が今評判のアレでしょう?それよりも、文脈全体を読んだら、この人の無念の意味の一角が分かるよ。(キモは”私の先を見通す目の中には自公の連立が順調ではない、”という趣旨)。

 て、こんなつまらないこと書いていても、俺、結局いま食えているから。次の首相も食糧自給について語ったりは、まずしないだろう。。。(溜息)。


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by ripit-5 | 2008-09-03 22:24 | 社会