野田正彰の評論
11月7日道新夕刊の野田正彰の評論「教師は奴隷ではないーいじめ対策・意欲的に働ける環境こそ」にまったく同感だ。時折載る野田正彰の文章は当たり前だけど、割と勇敢で正しいことを書いている。
「家栽の人」という漫画のセリフで。
「教育委員会という名前の組織が守ろうとしているのは、生徒でもなければ教師でもない。
いったいあなた達が守ろうとしているものはなんなんでしょう?」
という言葉の説得力を思い出す。
政治的な力学だの集団的な大人のやりとりだの。事態をやむ雲に複雑にせず、またわれわれも複雑に見ず、要は簡単に、何が大事か思い出せばいいだけの話じゃないか。
主役は将来を担うこどもだ。
歪んだぼくらのようにすることじゃない。
by ripit-5 | 2006-11-09 20:26 | 社会