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いよいよ明日、オバマが就任だけども

 イスラエルのガザ地域攻撃の停戦。なんというか、両者勝手に停戦を結んだというかたちのようだけれども、ここにもオバマ大統領がどう出るのかイスラエル、イスラム側両者から熱い目線がそそがれているようだ。

 ついでにいえば、ロシアとバルカン、ヨーロッパを結ぶウクライナなどの資源問題。ここにもオバマ新大統領の外交を伺う側面があるようだ。

 なんか、日本の首相も別に本人と語り合ったわけでもないのに、「オバマ大統領と協調して」なんていっているようですが(笑)。

 オバマさんは就任式の翌日にイラクから16ヶ月以内撤退を指示するようで。とにかく、アメリカの内憂外患に対する、オバマへの期待度が異常なほどアメリカ国内と世界全体で高すぎるような気もする。

 確かに前大統領とのコントラストが激しすぎるゆえ、オバマ・スター性への憧れはOKだがオバマに「クレクレタコラ」するのもどうかと思うなぁ。一人の人間。どれだけ立派な人でも限界がありますぜ。やはり、オバマをよしとする世界の潮流があるなら、世界の指導者もオバマを助けるような顔ぶれになっていかないと。当然のこと、オバマは世界の大統領ではなく、アメリカといういち国家の大統領なんだから。

 しかし、僕はいつもオバマとゴルバチョフの登場がだぶる。ゴルバチョフは民衆の中に入って、民衆と議論していた。それはその前のソ連書記長、ブレジネフのように服に勲章をがばがばつけて王様に自分を模していたようなのとは決定的に違った。凄く新鮮な印象があった。

 そのゴルバチョフ氏もある意味、使い捨てられたのだ。時代と。民衆や世界に。だが、僕は忘れない。オバマもどうあれ、人間的な指導者として僕の記憶にいつでも焼きつく存在にぜひなってほしい。アメリカの場合大変なのは、民衆と議論が出来るようなお国柄ではないことだ。飛び道具があるのは怖い。オバマの時代に銃規制は出来ないかなぁ。8年続ければその路線に持っていけれないか。いろいろな人間がいるから難しいのだろうが。
 これからセキュリティが厳重になれば、オバマの魅力が薄れるし、オバマが積極的に人々に入っていくと命があぶない。(現状では)。

 まったく、この期待の超大物はイキナリ突きつけられる課題が多すぎる。

by ripit-5 | 2009-01-19 20:59 | 社会